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コウスユキソウ (小薄雪草)
Leontopodium japonicum
var. spathulatum
 四国と紀伊半島にはウスユキソウの変種のひとつ、コウスユキソウが分布します。母種よりも全体に小型で、白い苞葉がへら形になるのが特徴です。ミネウスユキソウとのちがいは必ずしもはっきりしませんが、ウスユキソウと同じく頭花が密着せず、柄があることのほか、下部の葉も白っぽくなるものが多いようです。赤石山系の最高峰・東赤石山(標高1,706m)を代表する植物のひとつで、山頂−八巻山間では、やはりこの山を特徴づけるオトメシャジンとともに、真夏のかんらん岩の岩場をいろどります。
■撮影地別
 ○愛媛県東赤石山


クローズアップ
■群落
2005.8.8 愛媛県東赤石山
2005.8.8 愛媛県東赤石山
Before Plant   Next Plant “特選”Photo Gallery「コウスユキソウ」