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キタミソウ (北見草)
Euphrasia imicrophylla
 イワレンゲを観察したあと、越谷市内のキタミソウ自生地に立ち寄りました。北国に本拠のある植物で、名前は北海道の北見に由来します。埼玉県や熊本県のものは、冬鳥にくっついて運ばれた種子が定着したものといいます。匐枝で栄養繁殖も行い、写真でもそのようすがわかります。生育環境が特殊で、夏は水につかり、秋〜春は水が引いて泥湿地になるところでしか見られません。春と秋に直径3mm弱の白い花をつけますが、この日は時間が遅かったのか、開いている花はありませんでした。
■撮影地別
 ○埼玉県越谷市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2008.10.25 埼玉県越谷市