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キバナコウリンカ
(黄花紅輪花)
Senecio furusei
 属を代表するキオンをはじめ、この仲間は草地に生えるものが多いのですが、キバナコウリンカは低山の石灰岩の岩場だけに現れ、分布も群馬県と埼玉県に限られるかなり特殊な種類です。高さ30〜50cmになり、7月に直径3cmほどの頭花を数個つけます。コウリンカの舌状花がオレンジ色なのに対し、キバナコウリンカのそれはキオンなどと同じ黄色で、名前もそれに由来します。石灰岩の採掘による環境変化などで減少していますが、ここでは思ったより数が多く、岩のすきまや岩棚で見られました。
■撮影地別
 ○埼玉県


クローズアップ
群落
2011.7.10 埼玉県
2011.7.10 埼玉県 2011.7.10 埼玉県
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