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カンチコウゾリナ
(寒地顔剃菜)
Picris hieracioides ssp. kamtschatica
 本州の高山には「コウゾリナ」とつく植物が2種類あって、同じような環境に生え、ふんいきも似ていて区別しにくいものの一つです。見なれるにつれ、カンチコウゾリナの方が全体に大きく、とくに頭花はミヤマコウゾリナのそれよりも大きくて1.5倍ほどあることや、茎に密生する毛がミヤマコウゾリナでは白く、カンチコウゾリナは黒いことで、いずれかわかるようになってきます。カンチコウゾリナはコウゾリナの高山型でコウゾリナ属ですが、ミヤマコウゾリナはミヤマコウゾリナ属に分類されます。
■撮影地別
 ○長野県白馬岳


クローズアップ
■群落
1998.8.23 長野県白馬岳
2002.9.15 長野県白馬岳
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