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イワタバコ (岩煙草)
Conandron ramondioides
 イワタバコ科は、セントポーリアなどからわかるように、熱帯や亜熱帯がその分布の本場です。日本はその最北端に当たりますが、温帯としては高温多湿な気候のおかげで分布をひろげたものと考えられます。生育場所は岩壁や石垣などですが、どこでも生えるわけではなく、滝の周辺や地下水がしみ出す場所など、湿った場所にかぎられるようです。花は葉に比べるとずっと小さいものの、紅紫色の星形の花がいくつもついて、真夏の暑い時期に汗をかきながら見にいくだけの価値はあります。
■撮影地別
 ○東京都高尾山
 ○神奈川県丹沢

クローズアップ
■群落
1998.7.18 東京都高尾山
2005.8.14 神奈川県丹沢
Before Plant   Next Plant “特選”Photo Gallery「イワタバコ」