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ヒメアザミ (姫薊)
Cirsium buergeri
 ヒメアザミは西日本を代表するアザミの1つで、とくに九州の山地では個体数が多く、草原などでよく目にします。高さは2mにもなり、けっして小型の部類ではないのですが、上向きに多数つく頭花は、小さめで総苞もほっそりしていて、名前もこうした特徴によるのでしょう。このときの多良岳山麓の林道は晩秋とあって咲いている花はもう少なく、ホウロクイチゴの真っ赤な果実が目立つくらいでしたが、台風が九州に接近していた影響で風が強く、ヒメアザミも風に揺れがちでした。
■撮影地別
 ○長崎県多良岳


クローズアップ
■群落
2017.10.29 長崎県多良岳
2017.10.29 長崎県多良岳
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