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アポイクワガタ (アポイ鍬形)
Pseudolysimachion schmidtianum var. yezoalpinum f. exiguum
 アポイ岳に特産種が多い理由の一つに、この山が植物の生育にむかない超塩基性のカンラン岩でできていることが挙げられます。このためアポイ岳では、この特殊な環境に適応した植物や、他からの植物と競合せずに生きのこった植物が分布しています。アポイクワガタもその一つで、エゾミヤマクワガタがカンラン岩地で変性して、葉や花の紫色が濃く、草丈が低いなどの変化が現れたものです。山頂近くのカンラン岩のガレ場では、他の植物と混生することなくアポイクワガタが単独で生えていました。
■撮影地別
 ○北海道アポイ岳


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2000.6.3 北海道アポイ岳