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アキノハハコグサ  (秋の母子草)
Gnaphalium hypoleucum
 アキノハハコグサはハハコグサと近縁でも、たんなる秋咲きタイプではなく、低山の乾燥ぎみの明るいところに生え、生育環境が安定するとしだいに絶えてしまうという不思議な性質があります。ハハコグサは雑草的性質が強く、ヒョロヒョロとのびて秋まで咲いているものもあり、一見するとアキノハハコグサのようですが、アキノハハコグサは葉が細くて先端がとがり、花期には茎の下のほうの葉が枯れてしまいます。稀な植物で、神奈川県では見つからず、長野県でようやく見る機会を得ました。
■撮影地別
 ○長野県


クローズアップ
■群落
2013.10.6 長野県
2013.10.6 長野県
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