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ツルヨシ (蔓葦)
Phragmites japonica
 ツルヨシは広町緑地の季節の移りかわりを象徴する植物の一つです。ここの谷戸では、湿地の奥に進むにつれて背の高いツルヨシが密生するようになり、夏場は視界がきかなくなります。秋にはツルヨシの花穂が風にたなびくようになり、やがて冬になると地上部は枯れてあたりを見まわしやすくなってきます。アシが河川の中下流域に多いのに対し、ツルヨシはやや上流のあたりや、湿地のようなところに生えることが多く、株もとをみると、匐枝をのばしてさかんに栄養繁殖しているのがわかります。
■撮影地別
 ○神奈川県鎌倉市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2005.11.3 神奈川県鎌倉市