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ツチアケビ (土通草)
Galeola septentrionalis
 ラン科には多くの従属栄養性の種類がありますが、九州以北で見られるものとしては、オニノヤガラとならんでもっとも大型なのがツチアケビです。高さ1m以上にもなり、夏に黄褐色の花をまばらに咲かせます。花からは名前の由来は見当もつきませんが、秋になると真っ赤なソーセージのようなかたちの果実をたくさんつけるため、アケビの実が土中からでてきたようだ、ということでついたものです。北海道から九州まで分布しますが、関東には少ないらしく、このとき初めて花が見られました。
■撮影地別
 ○宮城県仙台市
 ○東京都八王子市
 ○京都府京都市(果実期)
クローズアップ
■群落
2024.6.27 宮城県仙台市
2009.6.21 東京都八王子市
2024.6.27 宮城県仙台市 2007.8.23 京都府京都市
Before Plant   Next Plant “特選”Photo Gallery「ツチアケビ」