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タカサゴユリ (高砂百合)
Lilium formosanum
 私たちが野外で最も普通に見かけるユリが実はこのタカサゴユリです。8〜9月に花をつけ、空地や河原など明るいところであれば、あまり場所を選ばずに現れます。この繁殖力の秘密は種子にあり、他のユリが主に他家受粉でその種子は開花するまでに数年を要するのに対し、タカサゴユリは自家受粉し、発芽の翌年に開花して種子を散布しはじめます。タカサゴユリは台湾原産で、日本で見られるのはテッポウユリとの交雑種である園芸種のシンテッポウユリが先祖帰りしたものとされます。
■撮影地別
 ○神奈川県鎌倉市
 ○神奈川県藤沢市

クローズアップ
■群落
2003.9. 神奈川県鎌倉市
2009.8.14 神奈川県藤沢市
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