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タカネコウボウ (高嶺香茅)
Anthoxanthum japonicum
 高山ではよくめだつ植物ばかりに注目しがちですが、イネ科やカヤツリグサ科などのあまりめだたないものにも目を向けると、ときには新しい発見があります。このとき、鳥海山の賽の河原の登山道わきで見つけたタカネコウボウは、あとで調べてみると、牧草に利用される帰化植物のハルガヤと同属とわかりました。北海道と本州、四国の標高の高い山に分布し、高さは80cmほどになります。このときは前日からの雨で花穂を重そうに垂れていました。名前は別属のコウボウに似ることによるのでしょう。
■撮影地別
 ○山形県鳥海山


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2008.8.17 山形県鳥海山