Home > 野生植物図鑑 > 単子葉植物 > タイワンスゲ

タイワンスゲ (台湾菅)
Carex formosensis
 長崎市内の岩がちの登山道を下っていたところ、細くて硬い葉をつけたスゲが目に入りました。ヒメカンスゲに似ていますが、花序の上のほうの雌小穂は接近してついていて、ようすがちがいます。花期とあって、特徴となる痩果先端の円柱状の付属体は確認できないままですが、タイワンスゲのようです。本州では茨城県と栃木県、それから九州では西側の長崎、熊本、鹿児島の各県から知られるほか、名前のとおり台湾にも分布し、種小名の「フォルモサ」もポルトガル語で台湾を意味します。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2017.4.23 長崎県長崎市