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スズカマムシグサ (鈴鹿蝮草)
Arisaema pseudoangustatum var. suzukaense
 金沢に住んでいたとき、自宅近くで見慣れないテンナンショウに気づきました。大型で葉を広げてから咲くようすはいかにも雪国の植物と思えましたが、調べてもいっこうにわからず、不明種のままでした。それから20年たってから、HP「テンナンショウ属」に掲載された写真で、スズカマムシグサとようやく判明しました。ミヤママムシグサの変種で、花期は5〜6月と遅咲きの種類です。鈴鹿山脈から北陸にかけての山地に生え、最近、富山県まで分布することが明らかにされました。
■撮影地別
 ○石川県金沢市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2002.5.19 石川県金沢市