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オオシラビソ (大白檜曽)
Abies mariesii
 亜高山帯を代表する常緑の針葉樹といえば、まずあげられるのがシラビソとオオシラビソです。両種の区別法についてよく言われるのは、下から見上げたときにすきまが見えるのがシラビソで、葉が密集してすきまが見えないのがオオシラビソというものです。やや高いところに生え、幹が白っぽいことや、雌の球果の芽鱗と呼ばれるところが見えないのも、シラビソとの区別点になります。尾瀬や東北地方など、雪が多い地域のオオシラビソ林では、雪の重みで枝が下向きになっているものもよく見かけます。
■撮影地別
 ○岩手県早池峰山


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2005.8.17 岩手県早池峰山