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オオバノトンボソウ (大葉の蜻蛉草)
Platanthera minor
 オオバノトンボソウは高さ30〜60cmほどと、このグループとしては大きいほうです。花茎につく花は、写真の個体はわりあいに密についていますが、ふつうはもっとまばらにつくものが一般的です。また、花茎には「稜」と呼ばれるすじが入っていて、わかりやすい区別点となっています。花は直径1cmあまり、2cmちかくもある長い距が下向きにたれさがります。東北地方南部から九州にかけて分布しますが、尾瀬のような山深いところにはなく、丘陵や低山などに生えることが多いようです。
■撮影地別
 ○神奈川県箱根
 ○長崎県諫早市

クローズアップ
■群落
2007.8.12 神奈川県箱根
2019.7.7 長崎県諫早市 2019.7.7 長崎県諫早市
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