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ヌマガヤ (沼茅)
Moliniopsis japonica
 急にすずしくなった風がそよぐ岐阜県の山あいの湿地では、ヌマガヤが朝日を浴びて花序をゆらしていました。ヌマガヤは大きなものでは高さ1mほどになる多年草で、8〜10月に花をつけ、花序は長さ30cm前後になります。ススキのように屋根にふくのに使う植物を広く「茅(かや)」と呼びますが、実際はふかれないようなものでも、すっと花序をのばすイネ科の植物であれば、さまざまな種類にこの名前がついています。ヌマガヤの場合も、ほっそりとした茎では雨をしのぐことはできなさそうです。
■撮影地別
 ○岐阜県中津川市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2009.9.21 岐阜県中津川市