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ナルコスゲ (鳴子菅)
Carex curvicollis
 早春の渓流ぞいを歩くと、ナルコスゲがところどころで明るい緑色の葉をのばしているのが目に入ります。写真のように大きな岩のすきまに生えて株立ちになっている場合が多く、春の渓流の景観をいろどる主役の一つと言えます。スゲの小穂にはさまざまな形態のものがありますが、ナルコスゲの場合、先端にある小さな雄小穂はあまり目につかないのに対し、その下に雌小穂がたれさがるように2〜3個ついてよく目立つため、これを鳴子にたとえたもので、ナルコユリと同じ名の由来です。
■撮影地別
 ○東京都高尾山


クローズアップ
■群落
2006.3.21 東京都高尾山
2014.4.16 東京都高尾山
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