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ミズガヤツリ (水蚊帳吊)
Cyperus serotinus
 科を代表するカヤツリグサ属は、春〜夏に咲くものが多いスゲ属とちがい、主な花期は夏〜秋となります。8月にもなると、湿地や水田ではさまざまなカヤツリグサが花序をのばしはじめます。このとき散策した休耕田では、水生シダのアカウキクサが一面に広がり、畦にはミズガヤツリがならんで花をつけていました。ミズガヤツリは高さ50〜1mになり、花序の先端でいくつもに枝分かれし、さらにもう1回枝分かれして赤褐色の小穂をつけるため華やかな印象で、この仲間では目につく種類です。
■撮影地別
 ○静岡県小山町


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2012.9.3 静岡県小山町