Home > 野生植物図鑑 > 単子葉植物 > ミヤマホソコウガイゼキショウ

ミヤマホソコウガイゼキショウ
(深山細笄石昌)
Juncus kamschatcensis
 至仏山は尾瀬ヶ原から見てもわかるとおり、中腹で高木がなくなるのが特徴です。それより上は蛇紋岩の岩場ばかりと思いきや、意外に湿地や草地も多く、湿りけのあるところを好む草本が見られます。ミヤマホソコウガイゼキショウもその1つで、高さ10〜30cmとこの仲間では小型の種類です。北海道と本州の中部以北に分布し、山地〜高山の湿原に生えます。3〜6個の花がついた頭花を2〜3つけますが、写真では花は終わりかけで、花被片から飛びだした黒っぽい果実が確認できます。
■撮影地別
 ○群馬県至仏山


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2011.7.24 群馬県至仏山