Home > 野生植物図鑑 > 単子葉植物 > ケイヌビエ |
|
ケイヌビエ (毛犬稗) | |
Echinochloa crus-galli var. aristata | |
ケイヌビエの花序は、イヌビエとちがって長い芒(のぎ)がよく目立ち、遠目に見てもそうとわかります。写真のケイヌビエの芒は紫色ですが、緑色のものもあります。このような芒は種子を取りだして食べるにはじゃまで、栽培化に当たってはまっさきにのぞかれてしまう形質といえます。もっとも実際にヒエが栽培植物へと改良される過程では、芒のないイヌビエが用いられたのでしょう。田んぼのまわりを歩くと、イヌビエ、タイヌビエ、そしてケイヌビエがそれぞれ住みわけて生えているのがわかります。 | |
■撮影地別 ○神奈川県横浜市 ■クローズアップ ■群落 |
|
Before Plant Next Plant | 2006.8.26 神奈川県横浜市 |