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ホガエリガヤ (穂返り茅)
Brylkinia caudata
 ホガエリガヤは山地の林床などに生える多年草で、高さ40〜60cmになります。特徴的なのはその花序で、長さ20cm前後の総状となり、一定の間隔をおいて小穂が横向きにならびます。この小穂の向きから名前が「穂返り」となったのでしょうか。イネ科の小花は外花穎と内花穎の2つが組み合わさったものですが、ホガエリガヤの小穂は3つの小花からなっていて、このうち下側の2つは内花穎が退化して外花穎だけなのが特徴です。小穂の長さは先端の芒まで含めると3cmくらいあります。
■撮影地別
 ○北海道アポイ岳


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2013.8.3 北海道アポイ岳