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ヒメトケンラン (姫杜鵑蘭)
Tainia laxiflora
 ヒメトケンランは、伊豆諸島と四国・九州地方〜南西諸島に分布する高さ15〜30cmのランです。トケンランに似て小型であることからこの名前がありますが、トケンランとは別属で花の大きさは半分ほどしかなく、北方系の分布を示すトケンランに対し、ヒメトケンランは明らかに南の方に分布の中心があって、別系統の種類とわかります。花の大きさは直径2cmくらい、ランとしてはとくに大きな方ではありませんが、褐色の側花弁や萼片と、黄色い唇弁の取り合わせはなかなかシックないろどりです。
■撮影地別
 ○沖縄県


クローズアップ
■群落
2007.3.18 沖縄県
2007.3.18 沖縄県
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