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ヒメナベワリ (姫舐割)
Croomia japonica
 ヒメナベワリは、細長い葉を左右にのばして斜上するようすこそ、ユリ科のアマドコロタケシマランと似ていますが、花のつくりはまったく異なっていて、4枚の花被片が反りかえり、小さいながらもオレンジ色の葯と紫色の花柱が特徴的です。ナベワリよりぐっと小さなサイズの花から、名前に「姫」とついているのでしょうが、草丈はナベワリと変わりません。中国地方から九州、徳之島までが分布域ですが、長崎県ではみる機会がなく、熊本県まで足をのばしてようやくお目にかかれました。
■撮影地別
 ○熊本県阿蘇


クローズアップ
群落
2018.5.6 熊本県阿蘇
2018.5.6 熊本県阿蘇 2018.5.6 熊本県阿蘇
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