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ヤツデ (八手)
Fatsia japonica
 野生のヤツデは海岸林の林床で見ることが多く、うっそうと茂る常緑樹のかげになった、日当たりの悪いところでもよく育ちます。家の北側やトイレ隠しに植えられるのも、この性質をうまく利用したものといえます。葉は名前のように8つに裂けるものはなく、7、9、11と奇数裂するものばかりです。ヤツデの場合、大きく葉が切れこんでわかりにくいのですが、本来、葉の葉脈には真ん中をつらぬく主脈があり、その他に側脈が放射状にのびているため、偶数裂するものはないということのようです。
■撮影地別
 ○神奈川県横須賀市
 ○長崎県長崎市

クローズアップ
群落
2008.11.23 神奈川県横須賀市
2008.11.23 神奈川県横須賀市    2019.12.8 長崎県長崎市
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