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ヤマグワ (山桑)
Morus australis
 クワの葉はカイコのエサにされることから、かつてクワは広く栽培されていました。今でも畑のすみなどでのび放題になったものを目にすることがあります。ヤマグワはクワに近縁で、葉を摘んでカイコにやればやはり食べるそうです。その実はたくさんの花が集まったもので、植物学的には本当の果実ではなく、萼がふくらんでできた偽果とされます。谷川岳の山麓で目にしたヤマグワはすでに実をならせていましたが、クワの実(いわゆる「どどめ」)にくらべると、ほっそりしていました。
■撮影地別
 ○宮城県泉ヶ岳(雌株)
 ○宮城県仙台市(雄株)
 ○群馬県谷川岳(果実期)
クローズアップ
■群落
2024.5.5 宮城県泉ヶ岳
2023.5.5 宮城県仙台市 2015.7.12 群馬県谷川岳
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