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ウスバサイシン (薄葉細辛)
Asarum sieboldii
 カンアオイ属は、葉が常緑性のものと落葉性のものに大きく分けられますが、ウスバサイシンはこのうち後者を代表する種類です。雪国に春を告げるチョウであるヒメギフチョウの食草としてもよく知られていますが、幼虫の旺盛な食欲を考えると、木本ならまだしも、わずか数枚の葉しかないウスバサイシンではすぐに丸裸となりそうに思うのはわたしだけでしょうか。落葉性のカンアオイ属では、分布は本州の関東地方以西と朝鮮半島・中国と広く、萼筒の開口部がくびれず、内壁が紫色なのが特徴です。
■撮影地別
 ○長野県木曽福島町


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 1992.5.5 長野県木曽福島町