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ツノハシバミ (角嘴喰)
Corylus sieboldiana var. sieboldiana
 ヘーゼルナッツはお菓子などに使われるものの、小さなピーナッツの仲間と思われていそうです。じつはまったく縁のないカバノキ科の木の実ですが、国内で栽培されないため、見当もつかないのでしょう。ツノハシバミはヘーゼルナッツと同属の自生種で、高さ5mになる落葉広葉樹です。芽吹く前に枝先に雌雄異花の花をつけ、秋に成熟する果実は食べられます。「ツノ」は果実の形からついた名前でしょうが、「ハシバミ」は諸説あるなかで、鳥がついばむことに由来する「嘴喰」に魅力を感じます。
■撮影地別
 ○神奈川県秦野市


クローズアップ
■群落
2023.3.12 神奈川県秦野市
2023.3.12 神奈川県秦野市 2023.3.12 神奈川県秦野市
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