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ツヅラフジ (葛籠藤)
Sinomenium acutum
 真夏の高尾山は、少し登るだけで汗がしたたり落ちますが、そんななかでも花をつけている植物にめぐりあえます。1号路では咲きはじめのヤマホトトギスを見つけたあと、4号路へと進み、つり橋をわたろうとすると、欄干にからみついて花序をのばすツヅラフジが目に入りました。ツヅラフジは関東地方以西に分布するつる性の木本で、長さ10cmもある大きな卵円形の葉が特徴です。かつてはツヅラフジのつるを編み、小物や衣類を収納する葛籠として利用したといい、名前もこれに由来します。
■撮影地別
 ○東京都高尾山


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2014.8.15 東京都高尾山