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ツチトリモチ (土鳥黐)
Balanophora japonica
 ツチトリモチは三重県以西の樹林下に生え、ハイノキ科の樹木の根に寄生する多年草です。葉は退化して鱗片葉となっていて、光合成は行いません。秋になると真っ赤な花穂をのばして地中から現れますが、時季といい、その姿といい、色といい、どう見てもキノコです。1つ1つの花は花穂のなかに埋もれていて外から見ることはできません。これまでに雌花しか見つかっておらず、単為生殖で種子をつくります。名前はかつてその根茎を掘りだし、鳥を捕まえるトリモチにしたからだそうです。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市
 ○鹿児島県

クローズアップ
■群落
2017.10.9 長崎県長崎市
2017.10.9 長崎県長崎市 2018.10.21 鹿児島県
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