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トダイアカバナ (戸台赤花)
Epilobium formosanum
 石灰岩が地表に露出したところは、乾燥しがちで水はけがよいため、植物にとってはあまりよい環境ではありません。また、カルシウムが多いため、生育にたくさんのカルシウムを必要とする植物が生える傾向があります。このため、このような環境に現れることの多い一群の植物があって「石灰岩植物」と呼ばれます。トダイアカバナもその一つで、関東地方〜九州に点々と分布し、南アルプスの石灰岩の河原ではふつうに生えます。花はアカバナに比べると色が薄く、葉は細長くなる特徴があります。
■撮影地別
 ○長野県


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2006.8.12 長野県