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シロウマナズナ (白馬薺)
Draba shiroumana
 イヌナズナ属はアブラナ科の高山植物でも早く咲きだすグループで、このとき見たシロウマナズナは、まだ7月になったばかりというのに、最初の花はもう果実になっていました。果実はこん棒形となっていて、ハートのような形の果実をつけるナズナとはちがうのがはっきりとわかります。近縁のハクホウナズナが全体に毛が生えて白っぽく見えるのに対し、シロウマナズナは葉のふちに毛が生えるだけで、あとは無毛なのが特徴です。名前は「白馬」ですが、固有種ではなく南アルプスにも分布します。
■撮影地別
 ○長野県白馬岳


クローズアップ
■群落
2008.7.5 長野県白馬岳
2008.7.5 長野県白馬岳
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