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オサバグサ (筬葉草) | |
Pteridophyllum racemosum | |
日本に分布するケシ科の植物の中でも、最もかわった葉をつけるのがオサバグサです。葉はどう見てもシダのようで、もちろん、葉をひっくり返しても裏には胞子嚢はありませんが、花が咲いていなければそれとは気づきません。日本特産の植物で、東北から本州中部の針葉樹林下に生え、産地は限られますが、早池峰山、奥鬼怒、八ヶ岳などでは、6月ごろ、林床にゆれる真っ白な花を見ることができます。「筬(おさ)」とは織機に使われる櫛の歯状の付属具のことで、細かく切れこんだ葉を例えたものです。 | |
■撮影地別 ○長野県八ヶ岳 ○岩手県早池峰山 ■クローズアップ ■群落 |
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1996.7.13 長野県八ヶ岳 |