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ナヨクサフジ (なよ草藤)
Vicia villosa ssp. varia
 ナヨクサフジはヘアリーベッチという別名を持ち、明治時代に牧草として日本に導入されました。今では野外でふつうに見かけるほか、雑草の抑制や緑肥としての効果を期待して果樹園の下草としても用いられています。雑草が生えにくくなるのは、ナヨクサフジによるアレロパシー(他感作用)によるもので、ナヨクサフジが放出するシアナミドという植物生育抑制物質が作用しているといいます。クサフジに似ますが、萼基部の背側が大きく膨らむことや、花の旗弁が細長いなどの特徴があります。
■撮影地別
 ○長野県上田市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2014.5.31 長野県上田市