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クサノオウ (草の黄)
Chelidonium majus var. asiaticum
 人里近くに生えるケシ科の植物には、キケマン属、ヤマブキソウ属などがあります。ヤマブキソウの仲間のうち、ヤマブキソウはそれほど数の多い植物ではありませんが、クサノオウは田畑の周辺や石垣のすきまなどでごく普通に見ることができます。葉や茎の色は明るい緑色で、下部から白い毛を密生した茎をいくつものばすため、軟弱でやわらかな印象を受けます。茎を折ると同じケシ科のタケニグサと同様に黄色い汁がでますが、これにはアルカロイド系の毒素を含んでいます。
■撮影地別
 ○神奈川県鎌倉市
 

クローズアップ
■群落
2003.5.5 神奈川県鎌倉市
2003.5.5 神奈川県鎌倉市
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