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クヌギ (椚) | |
Quercus acutissima | |
関東南部の平野でみられる林の多くは、もともとは照葉樹だったのでしょうが、薪炭用にクヌギやコナラが植えられて雑木林となり、落葉樹も多い植生となっています。クヌギは縦に深く裂けた灰色の樹皮が特徴的で、割れめからは樹液が漏れてカブトムシやオオムラサキが集まります。この仲間のいわゆる「どんぐり」は縄文人の主要な食料だったといい、クヌギの大きく丸い堅果は人気があったでしょう。クヌギの長くて大きな葉は、鋸歯の先が芒状に伸びることで近縁種との区別は容易です。 | |
■撮影地別 ○神奈川県藤沢市 ■クローズアップ ■群落 |
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2022.3.27 神奈川県藤沢市 |