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コモチナデシコ (子持撫子)
Petrorhagia prolifera
 GW明け頃から、仙台の市街地で淡桃色の花を開いたナデシコ科の帰化植物が目につきだしました。イヌコモチナデシコの名前が浮かびましたが、調べたところ、茎は腺毛が生えるイヌコモチナデシコとちがって無毛で、葉鞘の長さが幅の2倍以内であることから、やはり欧州原産で2年草のコモチナデシコとわかりました。ミチバタナデシコも近縁ですが、種子表面がこぶ状でなく網目状になることで区別できます。対生する葉は細くて目立たず、株元で枝を分けて茎を1本ずつ高く伸ばします。
■撮影地別
 ○宮城県仙台市


クローズアップ
■群落
2023.5.18 宮城県仙台市
2023.5.18 宮城県仙台市 2023.5.18 宮城県仙台市
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