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カラハナソウ (唐花草)
Humulus lupulus var. cordifolius
 この日、白馬村にある親海湿原を訪問したあと、その周辺を散策していたところ、しがみつくように木を登っているカラハナソウを見つけました。カラハナソウはビールの香りづけに使われるホップに近縁で、やはり雌雄異株のつる植物です。写真は雄株で白い花をつけた花序が穂状になりますが、雌株ではホップに似たかたちの花序が葉のかげにつきます。カナムグラによく似ていますが、カラハナソウは山地に生えることが多く、雄株の花序は上向きにのびず、垂れ下がることで区別できます。
■撮影地別
 ○長野県白馬村(雄株)
 〇宮城県仙台市(雌株)

クローズアップ
■群落
2003.8.16 長野県白馬村
2023.9.30 宮城県仙台市 2023.9.30 宮城県仙台市
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