Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物 > ハカマカズラ

ハカマカズラ (袴蔓)
Bauhinia japonica
 ハカマカズラ属は熱帯に本拠のあるグループで、木本性の種がメインですが、ハカマカズラはこの属ではやや北に分布し、本州の紀伊半島と四国、そして九州・沖縄まで知られています。葉の先端が二又に裂けることや、花がいわゆる蝶形花とならず、放射状となることなど、マメ科としては異質です。直径2cmもあるクリーム色の花を総状につけ、つる性の木本で岩場や木を覆うため、花期はよく目立ちます。いわゆる島嶼型植物とされ、長崎県では一部の島の海岸周辺だけに生えます。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市


クローズアップ
群落
2017.7.9 長崎県長崎市
2017.7.9 長崎県長崎市 2017.7.9 長崎県長崎市
Before Plant   Next Plant