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エゾボウフウ (蝦夷防風)
Aegopodium alpestre
 セリ科の植物では、花茎が枝分かれするところに小さな葉のような「総苞片」をつけるものが多いのですが、エゾボウフウの場合は総苞片がないので、似たようなものが多いセリ科にあっても、それが識別ポイントとなります。本州中部以北に分布するとはいえ、本州では見た記憶のなかったエゾボウフウですが、なぜか礼文島では、島に着いた翌日に礼文林道を散策していたときに、すぐ気づくことができました。やはり「花の島・礼文島」まで来ると、ふだんよりアンテナの感度が強くなるのかもしれません。
■撮影地別
 ○北海道礼文島


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2004.6.18 北海道礼文島