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ヨブスマソウ (夜襖草)
Cacalia hastata ssp. orientalis
 尾瀬ヶ原を流れる川ぞいでは、上流から栄養分が運ばれてきて帯状の林が形成されることが多く、拠水林と呼ばれています。中田代と下田代のあいだにあり、群馬県と福島県の県境にもなっている沼尻川の拠水林では、夏になるとうす暗い樹林下でヨブスマソウが花をつけます。ヨブスマソウは人の背丈以上になりますが、先端の花序につく頭花はどちらかというと地味で、咲いているか終わっているか分からないほどです。「夜襖」というのはムササビの地方名で、大きな葉をムササビに例えたものです。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬ヶ原
 ○秋田県焼石岳

クローズアップ
■群落
2007.8.5 群馬県尾瀬ヶ原
2023.8.6 秋田県焼石岳
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