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ヤマトウバナ (山塔花)
Clinopodium multicaule
 ヤマトウバナは他のトウバナとは見たようすが異なり、一つ一つの花が大きめなかわりに花序はあまり長くのびません。茎も斜め上にのびる傾向があって、名前のような「塔」には見えないのが特徴です。また、葉の鋸歯は他のトウバナとちがって一つ一つが大きく、まるでノコギリのようです。中部地方以西に分布し、この仲間としては分布の中心が西にある種類です。武奈ヶ岳では、比良山リフトの乗り場まで登山道を下っていく途中、新緑の明るい林床でぽつぽつと咲いていました。
■撮影地別
 ○滋賀県武奈ヶ岳
 ○神奈川県箱根
 ○宮城県仙台市
クローズアップ
■群落
2002.5.25 滋賀県武奈ヶ岳
2007.8.12 神奈川県箱根 2024.6.8 宮城県仙台市
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