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ウンゼンアザミ (雲仙薊)
Cirsium unzenense
 九州の山地でもっともポピュラーなツクシアザミですが、近年、国立科学博物館の門田さんによって、雲仙岳や多良岳上部の落葉樹林に生えるものは別種のウンゼンアザミであることが明らかにされました。HP「日本のアザミ」ではちがいが分からず、論文も手元になくて困っていたところ、「日本の野生植物」の改訂版がちょうど発刊されました。これによれば、アザミの識別ポイントをみると、ウンゼンアザミは花時に根生葉が残ることや、総苞片が8〜9列と多いことが特徴になるようです。
■撮影地別
 ○長崎県多良岳


クローズアップ
■群落
2017.9.23 長崎県多良岳
2017.9.23 長崎県多良岳
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