Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物合弁花類 > ツクシコウモリソウ

ツクシコウモリソウ (筑紫蝙蝠草)
Cacalia nipponica
 ツクシコウモリソウはコウモリソウ属としてはかなり異色で、頭花のサイズは1cm近くあって大きく、そのかわりに数は1〜7個と少ないのが特徴です。高さは30cm前後と小さめなことや、寸詰まりな印象で鋸歯の鋭い葉も個性的です。名前のとおり九州に固有で、山地の林縁に生え、長崎県では多良岳のほか雲仙岳など、標高の高いところで見られます。多良岳では山頂近くまで登りつめたところでようやく現れ、長年、図鑑でしか見たことなかった植物の出現にうれしくなりました。
■撮影地別
 ○長崎県多良岳
 〇長崎県雲仙岳

クローズアップ
群落
2017.9.23 長崎県多良岳
2017.9.23 長崎県多良岳 2019.10.14 長崎県雲仙岳
Before Plant   Next Plant