Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物合弁花類 > タンナサワフタギ

タンナサワフタギ
(耽羅沢蓋木)
Symplocos coreana
 箱根を移動中に立ち寄った精進池では、ほとりでタンナサワフタギが満開となっていました。箱根には近縁のサワフタギも分布しますが、タンナサワフタギのほうが花期がやや早いほか、白い花が密につき、花序も長めで、華やかな印象を受けます。タンナサワフタギは関東以西に分布し、高さ5〜7mになる落葉樹です。「耽羅(たんな)」というのは韓国南部にある済州島を指し、かつて朝鮮半島の百済などに朝貢する国として名乗っていた名前で、済州島にも分布することからついたものです。
■撮影地別
 ○神奈川県箱根


クローズアップ
■群落
2016.6.12 神奈川県箱根
2016.6.12 神奈川県箱根
Before Plant   Next Plant