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シライワコゴメグサ (白岩小米草)
Euphrasia maximowiczii var. calcarea
 高原の草地でもっとも目にする機会の多いコゴメグサがタチコゴメグサですが、南アルプスの石灰岩の岩場には、その変種とされるシライワコゴメグサが特産することが知られています。母種とちがって葉の先端の鋸歯はとがらず、葉はシライワシャジンと同様、細くなっているのが特徴で、もともと全体にひょろっとした印象のあるタチコゴメグサが、輪をかけてよわよわしくなったという感じです。コゴメグサが石灰岩地で特有の変種となっている例としては、他にイブキコゴメグサがあげられます。
■撮影地別
 ○長野県長谷村


クローズアップ
■群落
2006.8.20 長野県長谷村
2006.8.20 長野県長谷村
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