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シオン (紫苑)
Aster tataricus
 秋の気配が漂うころ、庭先で背の高さにもなり、たくさんの花をつけたシオンを目にします。アスターとしては豪壮で、園芸種なのかと思いがちですが、本州の中国地方と九州の山地の草原には、野生のものがあることが知られていて、朝鮮半島などユーラシア東部を本拠とする植物です。初めて見る自生のシオンは、庭先のものより繊細な印象で、ススキ草原の中で寄りかかるようにして咲いていました。紫色の頭花は栽培品よりまばらにつき、色が薄いものから濃いものまで見られます。
■撮影地別
 ○熊本県阿蘇


クローズアップ
■群落
2017.8.27 熊本県阿蘇
2017.8.27 熊本県阿蘇 2017.8.27 熊本県阿蘇
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