Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物合弁花類 > オヤマボクチ |
|
オヤマボクチ (御山火口) | |
Synurus pungens | |
晩夏から初秋にかけて低山や高原の草地や林縁で、アザミによく似た大きな頭花をつけた背の高い植物を見かけます。これがオヤマボクチの仲間で、日本では3種ほどが知られています。とがった頭花の総苞片はアザミを思わせますが、葉は楕円形で大きくアザミのようなトゲはありません。葉裏の綿毛を集めて火をつける「火口(ほくち)」にしたことからこの名前がついたといいます。オヤマボクチで目をひくのはつぼみで、表面には細かな綿毛がからみついたようにつき、なかなか見事な自然の造形です。 | |
■撮影地別 ○石川県金沢市 ○宮城県不忘山 ○宮城県泉ヶ岳 ■クローズアップ ■群落 |
|
2002.10.27 石川県金沢市 |