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オオミヤマガマズミ
Viburnum wrightii var. stipellatum
 ミヤマガマズミが主に日本海側に分布するのに対し、オオミヤマガマズミは太平洋側から知られています。両種は葉の先端が尾状にとがるのが、近縁のガマズミとのわかりやすい区別点です。また、両種は変種関係にありますが、オオミヤマガマズミは葉の鋸歯が25〜30とミヤマガマズミのそれよりも多いことや、オオミヤマガマズミの葉の表面には短毛や分岐毛が密生するのが特徴です。日本海側要素のないエリアとあって、丹沢や箱根のブナ帯にあるのはオオミヤマガマズミばかりです。
■撮影地別
 ○神奈川県箱根


■クローズアップ

■群落
Before Plant   Next Plant 2020.5.30 神奈川県箱根