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オオバイボタ (大葉水蝋) 
Ligustrum ovalifolium
 オオバイボタは暖地の沿海地に生え、この属としては西日本に分布の中心がある種類です。厚手で光沢のある葉は冬でも完全に葉が落ちない半常緑で、葉の表面に葉脈がはっきり見えるのが特徴です。イボタノキミヤマイボタよりも大きな樹姿で、むしろ常緑のネズミモチに近い印象です。長崎市内では山手の住宅地周辺の傾斜地でもふつうに見られ、緑が濃くなり、花の少なくなった6月ごろ、長さ10cmにもなる大きな花序に白い花をたくさんつけるのでよく目立ちます。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市
 ○神奈川県三浦市

クローズアップ
■群落
2017.5.27 長崎県長崎市
2017.5.27 長崎県長崎市 2022.12.17 神奈川県三浦市
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